千代田区を舞台とした学生設計展|JIA関東甲信越支部 千代田地域会

2024年度出展作品

本の間
[課題設計]

作品概要

神保町には古書店が至る所に存在している。また、オフィス、飲食店も多い。そのため行き交う人々は様々な目的をもって神保町を訪れる。
敷地周辺の古書店の入口には本が積み上げられていた。このような入り口には立ち止まって本を吟味する人が見られた。古書店の中に足を踏み入れると両脇には本がずらりと並び、奥へ吸い込まれるような特有の雰囲気を感じることができる。平日にはオフィスで働く人々が通りを行き交う。昼になると飲食店を利用する人が多く見られた。神保町は曜日や時間帯によって通りの様子に大きな変化がある。

このような人々が交差する場所としてこのオフィスビルを設計した。広場にはベンチ、テーブルとなるようなオブジェを設置した。一階のブックカフェでは出会った本と共に休憩することができる。
この建物の大きな特徴は建物全体を仕切る本棚だ。日光を遮るルーバー、門型フレームの構造の一部となっている。また、本棚は本の量によって視線を遮ったり、空間同士を繋いだりして性質が変化する。テナントには出版社が入ることを想定しており、階段を上っていくにつれて、本棚には多様な出版社の本が移り変わる。
本棚を通して緩やかに人や本が関わり、影響し合うような場所を目指した。

対象地域:
神保町1丁目

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